3隻の巡洋艦・駆逐艦、横須賀に戻る


2号バースに接岸する駆逐艦フィッツジェラルド。この船が最後に戻って来た


最初に戻った巡洋艦シャイロー。6号バースに停泊している。

12月24日9時から12時の間に、巡洋艦シャイローと駆逐艦ステゼム、フィッツジェラルドが相次いで横須賀基地に 帰港した。シャイローは18日午後、ステゼムとフィッツジェラルドは19日にバタバタと出港していた。

駆逐艦2隻が出港した19日には空母の甲板上に修理用の大型テントが組まれていたが、翌20日には解体されてしまった。場合によっ ては空母も修理を延期して出港するために、甲板上をクリーンにする作業と見られた。

3隻の戦闘艦の出港が朝鮮情勢の緊迫化に対応し、空母の修理の一時停止も同様だったが、韓国軍の実弾演習終了後に緊張が少し緩んだ とアメリカが判断したと思われる。
クリスマス前に緊急に出て行った3隻は、イブの日に横須賀に戻って来た。

恒例のクリスマスの電飾は、ギリギリで戻って来た3隻はもちろんのこと、ブルーリッジをはじめ何隻かは未だ準備していない。電飾の コードをマストから舳先に伸ばしているのは、24日正午の時点でラッセン、マスティン、マケインの3隻だけだ。

(RIMPEACE編集部)(10.12.24 撮影)


10時過ぎに帰港、ジョンSマケインに接舷して停泊する駆逐艦ステゼム(63番)


2010-12-24|HOME|