GW定期修理、スチーム系で始まる


右側の大型テントにシートが張られ始めた。4日はまだ骨組みだけだった。

昨年暮れから組み立てられていた、ジョージ・ワシントン(GW)飛行甲板上のテントの骨組みに、5日になってシートが張られだした。 特大のテントの屋根と側面が覆われているが、そのほかの部分はまだ開いている。もう一つのテントのほうはまだ、シート張りは手付か ずだ。

大型テントの位置は、カタパルトや着艦装置を動かすスチーム系の中心部分と見られる。
カタパルトのフックが高速で動くためのレールとスチーム・パイプの覆いの部分は、すでに取り外しが進んでいる。NAVYのリリースした12月 29日の写真には、骨組みだけの大型テント2つの近くでカタパルトの覆いの取り外し作業中の兵士が写っている。

スチーム系の修理は昨年とほぼ同じ時期に始まっているが、ピュージェットサウンドの技術者が行う原子炉系、駆動系の修理がいつ始ま るのかは不明だ。
朝鮮半島情勢や、第7艦隊の責任エリアに入った空母カールビンソンの動きしだいでは、修理を途中で切り上げてGWの再出港というこ とも無い話ではない。

(RIMPEACE編集部)(11.1.5 撮影)


カタパルトのスチーム・パイプの覆いを取り外す作業が進むGWの飛行甲板


2011-1-5|HOME|