GW出港、米艦不在の横須賀基地


出港前のGWとラッセンのみが残る横須賀基地。救難艦セーフガードは前夜に出港した


GWの前に出港した駆逐艦ラッセン。10:40 視界が極端に落ちる中、出て行った。(2011.3.21 撮影)

米海軍横須賀基地から軍艦が姿を消した。動ける艦の大部分が「トモダチ作戦」で東日本大震災の被災者救援に加わり、主に岩手県沖に レーガン空母機動部隊とともに展開している。
修理中だったジョージ・ワシントン(GW)とラッセンが修理を切り上げて出港したのは、「トモダチ作戦」に加わるのではないようだ。 福島第一原発の事故による放射能から艦と兵士を守るために、そして今後起こりうる汚染の拡大に対処するために、港に縛り付けられて いる状態を早めに切り上げたのだ。

以前佐世保に常駐していた救難艦セーフガードが15日から3号バースに接岸していたが、20日夜中、日付が変わる直前に横須賀基地 から出た。「トモダチ作戦」に加わり、岩手・宮城の沿岸で捜索・救難を行うと見られる。

米艦のしんがりで出たGWにはラッセンが付くのではないだろうか。大島沖の訓練海域で、修理あけの試験航海を行うと見られる。

(RIMPEACE編集部)


横須賀航路を浦賀水道北口に向かうGW


走水沖を観音崎に向かうGW(3.21 非核市民宣言運動ヨコスカ 撮影)


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