11.3.27 ヨコスカ平和船団同乗記

海自大型艦がひしめく横須賀基地


米海軍側のバース3に停泊中の海自「きりしま」


吉倉桟橋の輸送艦「くにさき」(左)と、逸見桟橋の補給艦「おうみ」(右)


横須賀本港外の錨地で停泊中の補給艦「ましゅう」 (11.3.27 撮影)

3月27日11時から、ヨコスカ平和船団のボートが横須賀本港を走った。
21日に空母ジョージ・ワシントンが出港して空っぽになった米海軍基地に、前日午前にカーティスウィルバーが入港した。米軍艦船は このカーティスウィルバーだけだった。

それと比較するまでもなく、海自艦船が多数集結していた。
東日本大震災の被災者救援行動で、横須賀基地は海自の物資積み込みの中心となっている。逸見桟橋には大型補給艦「おうみ」が停泊中 だった。こんも桟橋には入れ替わりたちかわりに大型補給艦や輸送艦が接岸して、救援物資を積み込み被災地の沖合いに向かう。
16時ころ「おうみ」の乗組員がタラップを重い足取りで上っていった。連続する救難活動で、自衛隊員にも拾うが蓄積していることが 覗われた。

大型護衛艦「いせ」と汎用護衛艦「たかなみ」、さらに大型輸送艦「くにさき」が吉倉桟橋に停泊中で、港外の錨地には大型補給艦 「ましゅう」が待機・停泊していた。
また米海軍側のバース3にはイージス護衛艦「きりしま」が停泊中で、大型艦がひしめく逸見・吉倉桟橋からあぶれて、米軍側の埠頭を 使っている様子だった。
米軍艦船がほとんどいなくなった横須賀基地で、海自艦船が米軍側の埠頭を今後も使う可能性がある。

(RIMPEACE編集部)


3月27日11時半の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:きりしま、3:おうみ、4:いせ、5:たかなみ、6:くにさき
赤字の1:カーティス・ウィルバー


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