貨物弾薬補給艦ドゥルー、横須賀にミサイル運ぶ



横須賀港外錨地でミサイルを積み降ろす貨物弾薬補給艦チャールズ・ドゥルー

新型の貨物弾薬補給艦の10番艦、チャールズ・ドゥルー(T-AKE 10)が4月20日朝、横須賀にやってきた。昨年7月に就役したばか りの最新鋭の補給艦は、横須賀港外の錨地につくと、積んできたキャニスターに入ったミサイルをバージに降ろした。

チャールズ・ドゥルーはこの3月末まで米西海岸の海軍基地サンディエゴの沖合いにいた。4月1日にハワイ方面に向けて動き出し、 20日に横須賀にやってきた。パールハーバー経由と見られる。
浦郷弾薬庫に配備されている弾薬輸送バージにも多数のキャニスターが積まれていたから、浦郷に保管されているミサイルを新しい ミサイルに交換するために、ドゥルーが西海岸から運んできたと見られる。

寄港日の翌日の21日午後、錨地を出たドゥルーは浦賀水道を南下し、東京湾を出てさらに南に向かったようだ。
チャールズ・ドゥルーが横須賀に来るのは初めてだが、今後太平洋艦隊所属の補給艦として横須賀に寄港を繰り返すことになろう。

(RIMPEACE編集部)(2011.4.20 撮影)


2011-4-21|HOME|