11.4.24 ヨコスカ平和船団同乗記

横須賀基地へのGW帰港に抗議



原子力空母の帰港に抗議する平和船団。空母の甲板にはカタパルト・メンテのための覆いが

4月24日11時から、ヨコスカ平和船団のボート・ヨットが横須賀本港を走った。

20日に空母ジョージ・ワシントンが横須賀に戻って来た。福島第一原発の大事故がまだ進行中のこのときに、原子炉2基を備えた空母 が横須賀基地に停泊している。

「安全だ」と国や電力会社が繰り返してきた原発に「想定外」の事故が起きた。原子力空母について、今、言葉だけの「安全だ」は信じ られない。万が一横須賀で原子炉事故が起きれば、東京湾は「死」の海となる。

「非核市民宣言運動・ヨコスカ」と「ヨコスカ平和船団」はこのことを踏まえて、日米政府に以下の要求を行っている。

1.原子力艦船の全ての情報を公開し、市民に説明すること。
2.艦内への立ち入りと日本政府の商業炉同様の検査や指導をうけること。
3.最悪の事態を想定した原子力災害訓練を日米共同で直ちに実施すること。
4.約束違反の修理を直ちに止めること。

以上の要求を英語で米艦船に乗り組む兵士たちに訴え、ヨコスカ平和船団は1時間半の海上行動を行った。

(RIMPEACE編集部) (11.4.24 撮影)


空母が横須賀に戻ってくる前の日から、艦橋に工事用のネットを張り始めた巡洋艦カウペンス。
カウペンスとジョージ・ワシントンが横須賀で、駆逐艦ラッセンが佐世保で修理工事の最中だ。


4月24日11時半の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:しもきた、3:わかさ、4:にちなん、5:すま
赤字の1:ステゼム、2:カーティス・ウィルバー、3:ジョンSマケイン、4:シャイロー
5:カウペンス、6:フィッツジェラルド、7:ブルーリッジ、8:ジョージ・ワシントン


ヨコスカ平和船団乗船希望者は、ようこそ!ヨコスカ平和船団へにアクセスして、申し込んで下さい。毎月最後の日曜日に平和船団の船が軍港を走ります。


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