新型タグ、相模湾で駆逐艦と訓練


相模湾中央部で動き回るフィッツジェラルド(左)と新型タグYT−805


浦賀水道より三浦半島寄りを航行して横須賀に戻るYT−805(2011.5.26 撮影)

5月26日午後、相模湾内で駆逐艦フィッツジェラルドと、横須賀に配備されたばかりの新型タグYT−805が、2隻でともに低速で走っていた。小回りのきくタグを 不審船に見たてての捕捉訓練のようにも見えた。

相模湾は米潜水艦の訓練海域に指定されているが、米軍の水上艦もこの海域で航行訓練をしているのが時々目撃される。低速での往復航行が多く、修理が終 わった艦船のテスト航海の場所ともなっているようだ。

YT−805は同日夕刻に相模湾を離れ、18時過ぎに観音崎を通過して横須賀基地に戻った。
フィッツジェラルドは、そのまま相模湾に残り一晩中動き回っていたとみられる。27日朝7時40分ころに観音崎を通過したフィッツジェラルドは横須賀基地に戻った。
17日に横須賀基地を出入りし、翌18日に再び出港していたので、9日ぶりの帰港となる。

(RIMPEACE編集部)


翌27日朝、横須賀に向けて浦賀水道を北行する駆逐艦フィッツジェラルド


2011-5-27|HOME|