フリゲイト、横須賀出港。行き先は新潟か
入船状態で引き出され、横須賀本港中央部で180度回転するフォード(FFG 54)
横須賀本港を出るフォード。搭載ヘリは見えなかった(2011.7.11 撮影)
7月8日から横須賀基地に寄港していたフリゲート艦フォードが、11日午後出港した。7月15日から18日まで、新潟東港に入港予定
で、直行すると見られる。
フォードはワシントン州エバレットを母港とし、DESRON9所属だ。5月9日にエバレットを出港、CARAT(マレーシア・フェー
ズ)に参加している。
その後ホワイトビーチに寄港し6月23日に出港、佐世保に24〜28日に寄港、その後7月2日から5日までウラジオストックを親善訪
問していた。ウラジオストックからいったん横須賀に来て、その後新潟に向かう形になる。在日米軍基地への寄港を繰り返したあと、今度
は民間港に向かう。
2+2の共同声明の中の「非戦闘員退避活動における二国間の協力を加速」の側面から見れば、在日米国市民の退避に備え米軍艦船が全国
の港の出入に慣熟することをめざす中での新潟東港寄港、ともとれる。
なお、この11日に横須賀に寄港した原潜は、外務省から横須賀市への通知によればコロンビア(SSN 771)とのことだ。6日に出港したば
かりのコロンビアの艦首近くの塗装が、あれだけ剥がれているのは何故なのだろうか。
(RIMPEACE編集部)
7月8日に横須賀寄港、6号バースに入船で停泊するフォード(7.8 撮影)
2011-7-12|HOME|