レーガン随伴補給艦、横須賀寄港


横須賀港外に姿を見せた高速戦闘支援艦ブリッジ。8月までレーガン空母戦闘群に補給していた(2011.9.5 撮影)

台風12号の接近で8月30日に横須賀から避難していた常駐艦が、9月5日に一斉に戻って来た。
避難帰りの艦船とともに、高速戦闘支援艦ブリッジ(T-AOE 10)がやってきて、横須賀本港の外の錨地に停泊した。

ブリッジはレーガン空母戦闘群に随伴していた補給艦で、燃料・弾薬・糧食を1隻で補給する。
2月2日にサンディエゴを出た空母レーガンは、3月11日の東日本大震災被災者救援の「トモダチ作戦」に参加、ブリッジも作戦 参加艦船への物資の補給などを行った。
「トモダチ作戦」終了後、レーガンは4月19日に佐世保に寄港したが、ブリッジはそれより早く4月4日に佐世保港に寄港、約 1ヶ月港内に停泊していた。

レーガン空母戦闘群は佐世保を出た後タイ・プーケットに5月1日に寄港したが、空母がプーケットに寄港中にブリッジは佐世保を 出て南下した。
空母レーガンは中東海域に向かい、オマーン湾、アラビア海に展開したが、高速戦闘支援艦ブリッジが空母戦闘群への支援を行って いた。

レーガンは中東海域を離れた後8月12日に香港、21日グアムと寄港を続け、31日にハワイ・パールハーバーに入港した。
第3艦隊の責任海域に近づくとともに、ブリッジは補給任務を貨物弾薬輸送艦チャールズ・ドゥルー(T-AKE 10)に引き継いで 空母艦隊を離れ、横須賀に向かった。
9月6日現在ブリッジは錨地に停泊したままだ。

(RIMPEACE編集部)


6日朝7時の横須賀基地。台風避難していた駆逐艦などが戻っている(非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


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