長期航海か? 空母GW横須賀出港


横須賀の街をバックに出港する空母ジョージ・ワシントン



空母の飛行甲板に正装の水兵が並ぶ。登舷礼だ(2011.9.19 撮影)

9月19日朝9時前に大きな汽笛が響き、空母ジョージ・ワシントンが横須賀基地12号バースから離れた。
8時半過ぎには空母の通過する海域の警戒を行うチャネル・ガードのヘリ(NF 611)が厚木から飛来し、横須賀航路を挟む陸地の上や海上を 低空で旋回した。また、空母の動きを監視中の平和船団のボートの上を何度も低空で通過して行った。

横須賀本港から出てきた空母の飛行甲板の縁には白い正装の水兵が並び、登舷礼が行われた。
チャネル・ガードのヘリは、空母が修理を終えて検査航海に出るときにはほとんど飛来しない。登舷礼は長期の航海に出たり、戻って来た ときに行われる。
今回の出港は数日で横須賀に戻ってくる検査のための出港ではなく、本格的なディプロイメントである可能性が強い。当面、大島沖の 訓練海空域で厚木の艦載機の着艦訓練などを行い、そのまま長期の航海に出かけるのではないか。

(RIMPEACE編集部)


12号バースから出港直後のジョージ・ワシントン(9.19 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


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