今度は「あしがら」 横須賀米軍バースに入る


22日11時半ころ、浦賀水道を離れて横須賀港に向かう海自イージス護衛艦「あしがら」


米海軍横須賀基地のマスターピア・イーストに停泊した「あしがら」。左はカーティスウィルバー

海自の最新イージス艦「あしがら」が、9月22日正午過ぎに米海軍横須賀基地のマスターピア・イーストに接岸した。19日に同じ米軍埠頭に 海自の桟橋から移動した「きりしま」「こんごう」に続いて、3隻目だ。

なぜ、海自のイージス護衛艦ばかりが次々と米軍のバースに入るのだろうか。それも、海自の桟橋が空いているのに、始めから米軍のバース に近づいていく。
やはり、今後行われる日米合同演習に係る動きと見てよいだろう。たとえば19日に空母のあとを追って出港したもう1隻のイージス護衛艦 「あたご」が空母の護衛に回り、あとの3隻のイージス護衛艦が、対抗部隊に入る、というような設定で事前の確認に来たのかも知れない。

「こんごう」は20日夜に、「きりしま」は21日午前に横須賀を出港した。
この2月のMD演習のときのように、何週間も米軍の埠頭に停泊して訓練を行うというのでもなさそうだ。
22日に寄港した「あしがら」も、1,2日の停泊で、訓練海域に向かうのではないか。

(RIMPEACE編集部)(2011.9.22 撮影)


右端が「あしがら」。海自の吉倉桟橋、逸見桟橋が空いているのに米軍埠頭に接岸している


2011-9-22|HOME|