横須賀に2隻目のヴァージニア級原潜寄港


横須賀基地に入港したヴァージニア級原潜テキサス


横須賀基地13号バースに向かう原潜テキサス(SSN 775)

10月12日10時ころ、ヴァージニア級原潜テキサスが横須賀基地の13号バースに接岸した。テキサスは7月25日にホワイトビーチ に一時寄港しているが、横須賀寄港は初めてだ。

最新の攻撃型原潜ヴァージニア級では、ハワイ(SSN 776)が昨年9月と11月に横須賀に寄港している。今回のテキサスは横須賀に寄港 した2隻目のヴァージニア級原潜になる。

テキサスは6月下旬に母港のパールハーバーを出港した。ホワイトビーチに一時寄港する前にプサンにも寄港している。活動海域は韓国 周辺から沖縄周辺だったと見られる。
今回の横須賀寄港は、プサンを出港して東シナ海からフィリピン海に向かった空母ジョージ・ワシントンの動きと関連するものかもしれな い。

2009年11月末から12月初めの13号バースの浚渫で、ロス級以外にシー・ウルフ級、ヴァージニア級の13号バースへの接岸が 可能になった。
長さ230メートルの高速戦闘支援艦ブリッジが12号バースに停泊中に、横須賀基地に同時にヴァージニア級を受け入れることが出来た のも、この浚渫工事の結果だ。第7艦隊所属艦船の停泊スケジュールの自由度が増している。
パールハーバーに在籍するヴァージニア級原潜の数が増えるに連れて、横須賀に寄港する最新のヴァージニア級原潜もさらに増える だろう。

(RIMPEACE編集部)(2011.10.12 撮影)


待機中の「ひゅうが」の横を通って入港するテキサス


2011-10-12|HOME|