ヴァージニア級原潜テキサス、また横須賀寄港


浦賀水道を北上し、横須賀航路に入ってきたヴァージニア級原潜テキサス。背景は第2海堡


タグボートに曳かれて横須賀本港に入るテキサス(SSN 775)

11月22日15時半ころ、ヴァージニア級原潜テキサスがまた、横須賀基地の13号バースに接岸した。空母ジョージ・ワシントン(GW)の横須賀帰港の5時間後の ことだ。

原潜テキサスは10月12日にも13号バースに接岸し、2泊3日で出港している。短時間の沖合一時寄港2回を含めると9月16日から数えて4回目の寄港だ。
10月28日の一時寄港の後は、スービック湾内で潜水艦母艦エモリーSランド(AS 39)に接舷停泊したことが NAVY.mil に出ている。

GWの帰港と同日の横須賀寄港は、香港を出たGWをテキサスが横須賀までエスコートしていた可能性が高いことを示している。
それにしても、2か月余で同じ原潜の横須賀寄港4回は、何を意味しているのだろうか。

これも初めて見たことだが、テキサスが横須賀航路に入ってきてから、艦橋付近で発光信号が発せられた。連続して短い光が3回、間をおいて繰り返された。モールス 信号では "S" を意味する。水上艦がS旗を掲げれば、「本船は機関を後進にかけている」の意とのことだ。
テキサスはタグとロープでつながれるまでこの信号を発し続けていたし、その後も発していたから機関が後進をかけていたとはいえない。
では、どんな意味の信号だったのだろうか...。

(RIMPEACE編集部)(2011.11.22 撮影)


テキサス艦橋での発光信号。左が点灯、右が消灯の状態


2011-11-23|HOME|