11.11.27 ヨコスカ平和船団同乗記

原子力空母と原潜が同時寄港中の横須賀基地


帰港6日目のジョージ・ワシントンの飛行甲板の後方に、修理用のプレハブ長屋が載っていた


寄港6日目のバージニア級原潜テキサス(SSN 755)

11月27日、「PEACE旗」を掲げたヨコスカ平和船団のボートが横須賀港で海上デモを行った。

22日に原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)や駆逐艦が帰港し、原潜も寄港したが、それ以来米艦の停泊状況に変わりはなか った。
帰港後1ヶ月は即応体制を維持する空母は、まだ本格的な修理に入ってはいない。ただ、いつでも撤去できそうなプレハブ長屋が、 GWの飛行甲板の後方に積み上げられていた。
空母の定期修理に入ると、このプレハブの数がもう少し増えて、工事関係の事務所のような機能を持つことになる。

バージニア級原潜テキサスは、13号バースの浚渫工事が行われなければ、空母と同時に横須賀に寄港することは出来なかった。 ロス級しか13号バースに入れなかったときは、12号バースに接岸するしかなかった。あの浚渫工事で、原子力艦船寄港の自由 度が増大した。

工事用のネットで覆われていたホテル・バージAPL40が、緑のネットがはがされて白い塗装が光っている。原子力空母の定期 修理などで、艦内に居住する水兵たちの居場所をこのAPL40の中に確保しなければならない。定期修理が始まる前に、ホテル ・バージの補修が終わったようだ。

(RIMPEACE編集部) (11.11.27 撮影)


ネットが外されたホテル・バージ。空母の定期修理の前にバージの工事を終える必要があった


11月27日12時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:やまぎり、3:ときわ、4:あすか、5:ひゅうが
6:はるさめ、7:むらさめ、8:いかづち、9:はたかぜ、10:じんつう
赤字の1:APL40、2:YRB30、3:マッキャンベル、4:マスティン、5:フィッツジェラルド、 6:シャイロー
7:カウペンス、8:ジョンSマケイン、9:ブルーリッジ、10:ジョージ・ワシントン、11:テキサス


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