空母の定期修理準備が進む横須賀基地
空母の後ろに移動した宿泊・修理バージYRB30。手前は放射能モニター船(2011.12.9 撮影)
空母の後ろに移動する前のYRB30。右はホテルバージAPL40(12.5 撮影)
空母ジョージ・ワシントン(GW)が11月22日に横須賀に帰港する直前、12号バースに接岸していた宿泊・修理バージYRB30が
ヴェルニー公園に面した5号ドックの前に移動した。GWの定期修理の際にはいつも、GWの艦尾近くに直角に接岸して、作業員のGW
への玄関口の役目をはたすバージだ。
定期修理の時期が近づいたと見えて、12月7日にYRB30は定期作業中の定位置に移動した。
11月22日の入港から1ヶ月は、GWはいつでも任務航海に出られる態勢を保持する。定期修理にかかるのは年明けからと見られるが、
準備だけは着々と進められている。YRB30の移動もその一環だ。
定期修理中に現場事務所となるプレハブの小屋も、数十が6号ドックの脇と、横浜ノースドックに積み上げられている。それらが保管場
所から姿を消して、空母の飛行甲板上や12号バースに並びだした。
任務準備態勢を解いていないから、カタパルトの修理などは始めていないが、定期修理の環境整備がGWの中やその周辺で進められている。
(RIMPEACE編集部)
空母の修理時に甲板などに並ぶプレハブ小屋が、6号ドックの近くから12号バースに運ばれている(12.9 撮影)
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