駆逐艦5隻、一挙に横須賀出港
1月20日12時に離岸した駆逐艦ジョンSマケイン。後方は19日午後出港して一時帰港のラッセン
20日13時過ぎに2号バースから出る駆逐艦カーティス・ウィルバー
1月20日に横須賀基地から常駐駆逐艦5隻が出港した。19日午後には駆逐艦ラッセンも出港しているから、ドライドックで修理が進行
中の駆逐艦マッキャンベル以外の全駆逐艦が1日半足らずで出港したことになる。
20日朝8時過ぎに駆逐艦フィッツジェラルドがマスターピア・イーストを離岸、霧にかすんだ浦賀水道をたどって9時に観音崎を通過
している。フィッツジェラルドは他の艦より早く出たが、相模湾で検査のための航行をした後、後から来る駆逐艦と合流したもようだ。
12時にジョンSマケイン、13時にカーティス・ウィルバーが出港した。マスターピア・ウェストで水上捜索レーダーを回して出港が
近いことをうかがわせていた2隻の駆逐艦のうち、外側のステゼムに14時過ぎにタグボートがついたが、出港に手間取って、内側の
マスティンがバースを離れたのは18時過ぎだった。
なお、12時過ぎには前日出港したラッセンが錨地に現れ、浦賀水道に向かうジョンSマケインとすれ違った。ラッセンも接岸はせずに
また東京湾から出て行ったようだ。
全部で6隻の駆逐艦が、20日夜にはまとまって動いている可能性が強い。
これだけ一気に駆逐艦が出て行くのは稀だ。しかも駆逐艦だけの動きだ。
飛行甲板にカタパルトの部品が運び込まれはしたが、まだアレスティング・ギアの部分の工事を始めずにいるジョージ・ワシントンの
動きと関係したものなのだろうか?
(RIMPEACE編集部)
20日14時にタグボートがついたステゼムと、内側のマスティン。2時間たっても
ステゼムは動き出さなかった。マスティンは出港準備でガスタービンを回している。
2012-1-20|HOME|