12.2.26 ヨコスカ平和船団同乗記

空母の修理、大詰めに近い


飛行甲板後部に小さなテントが張られていたジョージ・ワシントンの飛行甲板。


ステゼムの後方、ブルーリッジの定席に停泊する掃海艦パトリオット。

2月26日、ヨコスカ平和船団のヨットが横須賀港内を走った。船団長が海自の艦船の近くでは日本語で、米軍艦船の近くでは英語で、戦争反対・戦場に行くな、と呼びかけた。

先月は動ける駆逐艦が全部出港していた米海軍の基地には、ドライドックに入っているマッキャンベルを含めて6隻の駆逐艦がいた。原子力空母ジョージ・ワシントンの工事は進んでいたが、 大型のテントトを張らなければ出来ないような工事は、今年の定期修理ではパスしたと見えて、工事期間中の2月末までに大型のテントが飛行甲板に張られることはなかった。
よく見ると小さな白いテントが、艦載機の着艦する場所近くに2つ張られている。小規模な点検を行っているのだろう。

厚木基地から訓練のために飛び立つ艦載機の使う燃料は、船で横須賀基地内の燃料貯蔵施設に運び込まれ、そこからタンクローリーに積み込まれて陸送される。
空母の出港前後にみられるような激しい離発着が厚木で続いている。消費量が激しい燃料を運び込むために、横須賀から厚木に向かうタンクローリーも、毎回2台で動いている。26日は日曜日 だったが、大型タンクローリーが2台そろって海軍の航空機燃料JP5を積み込んでいた。

(RIMPEACE編集部) (12.2.26 撮影)


2月26日11時半の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:ひゅうが、3:やまぎり、4:あすか、5:ときわ、6:いかづち、7:やまゆき
赤字の1:マスティン、2:ラッセン、3:マッキャンベル、4:ジョンSマケイン、5:カーティスウィルバー、
6:カウペンス、7:ステゼム、8:パトリオット、9:ジョージ・ワシントン


横須賀基地の燃料貯蔵施設からタンクローリーに燃料を積み込む施設。厚木基地にJP5を運ぶ20トン車が2台並んでいた


ヨコスカ平和船団乗船希望者は、ようこそ!ヨコスカ平和船団へにアクセスして、申し込んで下さい。毎月最後の日曜日に平和船団の船が軍港を走ります。


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