12.4.29 ヨコスカ平和船団同乗記

追跡! 海上自衛隊


海自逸見桟橋に停泊する「きりしま」「はたかぜ」(2012.4.29 撮影)

4月最後の日曜日、ヨコスカ平和船団のボートが横須賀本港・長浦港を走った。米軍艦船はこの4、5日動きはない。ただ、原子力空母の定期修理の期間中艦尾付近ににつながれている 修理用のバージYRB30が、ヴェルニー公園側に移動してきただけだ。

海上自衛隊の新しい桟橋(逸見桟橋)に、「きりしま」と「はたかぜ」が舷を接して係留されていた。この2隻は27日に入港している。そしてこの2隻は21日には沖縄・ホワイトビーチの 海軍桟橋に停泊していた。「きりしま」は15日にもホワイトビーチにいて、その横には補給艦「ましゅう」がいた。
「きりしま」は北朝鮮のロケット発射をモニターするために「ちょうかい」「こんごう」と3隻で東シナ海に展開していた。4月13日の発射失敗の後、14日に「こんごう」は佐世保に戻った。
「きりしま」は横須賀に戻らず、補給艦や護衛艦、ミサイル艇とともに沖縄本島・ホワイトビーチに寄港、その後出港して21日には再びホワイトビーチに寄港した。

15日、21日の写真からもわかるように、大きな艦隊が沖縄近海でロケット発射の後も動いていたことになる。「きりしま」を中心とした艦隊の狙いは何だったのだろうか?

(RIMPEACE編集部)


4月15日、ホワイトビーチに停泊する海自の艦隊。後方左から「さみだれ」「さざなみ」「きりしま」「ましゅう」。手前左端はミサイル艇「おおたか」


4月21日のホワイトビーチ。後方左から「さざなみ」「きりさめ」「きりしま」「はたかぜ」「いなづま」「さみだれ」。手前左端は「おおたか」


ヨコスカ平和船団乗船希望者は、ようこそ!ヨコスカ平和船団へにアクセスして、申し込んで下さい。毎月最後の日曜日に平和船団の船が軍港を走ります。


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