空母GW、飛行甲板片付く




飛行甲板がすっかり片付いたジョージ・ワシントンの飛行甲板

定期修理が終わりに近づく原子力空母ジョージ・ワシントンは、外観が日に日に変わっている。飛行甲板の片付けが進行して、工事用の覆いもすべて12号バースに降ろされた。飛行甲板にある のは、ハンドリングの訓練に用いるホーネットの抜け殻と、甲板上のルーティンワークに使う白や黄色の車両のみだ。
修理の後の試験航海の出で立ちそのものになってきた。

厚木にいる艦載機の着艦訓練が、4月23日に通告された。4日後にそのスケジュールが6日間先送りされることが再通告された。硫黄島でのFCLP(空母着艦模擬訓練)は8日から行われる ことになった。
4月23日以降にFCLPのスケジュールを変えなければならないような変化があったのだろうが、空母の甲板の整頓具合を見ると修理の終了目標が6日間先送りになったためとは思えない。 FCLPの先延ばしには、何か別の要因があったのではないだろうか。

5月7日には、駆逐艦マスティンがマスターピア・イーストから港外錨地に移動した。弾薬輸送の大型バージが2隻、マスティンの艦首と艦尾付近について、ミサイルをVLSから降ろす作業 が進行していた。

(RIMPEACE編集部)(2012.5.7 撮影) 


防波堤の外の錨地でミサイルの積み降ろしが進行中の駆逐艦マスティン


2012-5-8|HOME|