12.6.24 ヨコスカ平和船団同乗記

米軍、自衛隊とも艦船が少ない横須賀基地


空母の留守中に12号バースに停泊する駆逐艦ジョンSマケイン


原子力空母の定期修理の時には12号バースの奥に停泊する工事・宿泊バージYRB30は、この日はホテルバージAPL40の横につながれていた

6月最後の日曜日、ヨコスカ平和船団のボートが横須賀本港・長浦港を走った。空母がパトロール中で巡洋艦2隻もついているために、米軍艦船はドライドックに入っている駆逐艦を あわせても5隻だった。
12号バースに駆逐艦ジョンSマケインが停泊中。大型原潜ミシガンが12号バースから出た後に、マケインと駆逐艦カーティスウィルバーがすぐに入った。わざわざ12号バースに駆逐艦を並 べた意味は不明だが、カーティスウィルバーはいったん出港してマスターピアに戻っている。
その他この日にいた米軍艦船は、修理が最終段階に入った駆逐艦フィッツジェラルドとドライドック入りしているマスティン、それにブルーリッジだ。

海自逸見桟橋には「きりしま」が、そして吉倉桟橋には「ひびき」がいた。海自の音響測定艦は2隻で、母港は呉。海面近くから見上げる「ひびき」は、米軍のビクトリアス級音響測定艦より 大きく見えたが、調べてみたらビクトリアス級は約3500トン、ひびき級は約3000トンで、ビクトリアス級のほうが重かった。ヘリの着艦用のプラットフォームがあるために、大きく見えた のかもしれない。

今回の平和船団の行動日は、「たちかぜ」の乗組員が上官の「いじめ」で自殺した裁判で、海自が資料を破棄したとウソをついていたことが発覚した直後だった。長浦港と横須賀本港に停泊中の 海自艦船の乗組員に、平和船団長がマイクで「国民にウソをつく自衛隊は、国を守れない」と訴えた。

(RIMPEACE編集部)(2012.6.24 撮影)


海自吉倉桟橋には音響測定艦「ひびき」が呉から来ていた。20日には入港していた


横須賀本港を走る平和船団コスモ・アイランダー。中央は久しぶりに自分の船から軍港を見る山城保男横須賀市議


ヨコスカ平和船団乗船希望者は、ようこそ!ヨコスカ平和船団へにアクセスして、申し込んで下さい。毎月最後の日曜日に平和船団の船が軍港を走ります。


2012-6-25|HOME|