沿岸警備隊新型艦、横須賀寄港
横須賀基地2号バースに寄港中の沿岸警備隊カッター、ウェイシー(WMSL 751)(2012.8.7 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)
8月6日午前、横須賀基地に沿岸警備隊の国家保安カッター(National Security Cutter)のウェイシー(WAESCHE)が寄港した。
ウェイシーはこのクラスのカッターの2番艦で、2010年5月に就役した新鋭艦だ。ヘリ格納庫を2つ持ち、HH65Cドルフィン2機、もしくはドルフィン1機と垂直離着陸無人偵察機VUAV2機
を運用可能だ。
この艦船とヘリ・VUAVの組み合わせで、国土保安・捜索救難・非合法薬品の密輸阻止・海洋環境保全・軍事出動待機などの任務をこなすとのことだ。(グローバル・セキュリティー)
横須賀初寄港だけではなく、日本の港にも初寄港とみられる。
VUAVは、写真からもわかるようにオスプレイのミニチュア版のようによく似たティルト・ローター機だ。オスプレイの主要部をボーイング社と分担したベル社の製造で、オスプレイより
馬力あたりの重量は5パーセント少ない。
今回の航海でウェイシーがVUAVを積んできたかどうかはまだ不明だ。
(RIMPEACE編集部)
米沿岸警備隊が運用するVUAV(沿岸警備隊のホームページより)
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