空母GW、秋季パトロールへ
横須賀基地を8月20日10時前に出港する空母ジョージ・ワシントン
8月20日午前、空母ジョージ・ワシントン(GW)が横須賀基地を出港した。
米海軍の広報によれば、秋季パトロールに出たとのことだ。
米軍のカウントでは、定期修理の間の任務航海を一連の任務航海とよび、今はGWが横須賀に配備されてから4回目の任務航海のさ中だという。3週間余り
の横須賀帰港期間は、任務中とみなされるのだ。
厚木基地からは20日中に艦載機が多数飛んだが再び戻ってくるものもあった。空母と艦載機の運用訓練もあって、しばらくは大島沖の訓練海域にGWは
とどまるのではないか。
横須賀の駆逐艦も空母の前に出たのはマッキャンベルのみ。翌21日早朝にジョンSマケインが出港しているが、その他の戦闘艦に21日までの動きはな
さそうだ。20日に横須賀に寄港した原潜オリンピアが、GW空母艦隊の海中での護衛を務めると思われる。オリンピアが横須賀を出るころに、空母艦隊
は大島沖の海域を離れるのではないか。
(RIMPEACE編集部)(写真は 2012.8.20 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)
横須賀基地12号バースを離れるジョージ・ワシントン
浦賀水道に向けて航行するジョージ・ワシントン。手前の駆逐艦JSマケインは翌21日朝出港した
2012-8-21|HOME|