高速輸送艦、横浜NDから横須賀へ台風避難


9月29日午後、横須賀基地6号バースに避難してきた高速輸送艦ウェストパック・エクスプレス(12.9.30 ヨコスカ平和船団 撮影)

  9月29日午後、横浜ノースドックBバースに停泊していた高速輸送艦ウェストパック・エクスプレスが、横須賀基地に移動した。関東直撃が予想された台風17号対策だ。

ウェストパック・エクスプレスは9月22日に那覇軍港からやってきたが、17号台風からは逃げきれずに、横浜ノースドックよりも強風に強いと考えられている横須賀基地に移動した。
9月30日の横須賀平和船団の軍港走行の時に、この船が6号バースに入船で入っていることが確認された。

横須賀基地と、米陸軍が管理する横浜ノースドックはすぐ近く。一体的な運用をしてもおかしくない場所にある。横須賀基地のバックアップとしても使われているのが横浜ノースドックだ。
台風襲来などの緊急時には、横浜と横須賀の相互分担体制が見えてくる。

台風が北に抜ける10月1日には、ウェストパック・エクスプレスは横浜に戻る予定だ。

(RIMPEACE編集部)


9月22日に那覇から横浜ノースドックに入港したウェストパック・エクスプレス(12.9.24 撮影)


2012-9-30|HOME|