中東に行っていた駆逐艦が横須賀に戻った
横須賀基地のマスターピアに帰港した駆逐艦ステゼム(DDG 63)
11月16日午後、ほぼ8か月ぶりに駆逐艦ステゼムが横須賀に姿を見せた。横須賀を出港したのが3月22日、行き先はペルシャ湾だった。
第5艦隊の指揮下に入ったステゼムは、途中バーレーンの港に寄港したりしながら、ペルシャ湾でイラン警戒・牽制の行動をしていた。
横須賀に戻ってきたステゼムの艦首には、鼻輪のような赤青白の飾りが付けられて、戦場から無事に帰還したお祝いのような雰囲気だった。
この日、ステゼムの帰港の直前に、やはりペルシャ湾などで行われた米主催の国際掃海訓練に参加していた海自の掃海母艦「うらが」と掃海艦「はちじょう」が、横須賀本港の隣の長浦港に戻って
きた。8月12日に出港していたから、こちらは3か月の派遣となる。
偶然かもしれないが、「中東帰り」の帰港が重なった日だった。
(RIMPEACE編集部)(12.11.16 撮影)
横須賀・長浦港に帰港直後の掃海母艦「うらが」と掃海艦「はちじょう」
2012-11-16|HOME|