大型タンカー、横須賀に寄港
横須賀基地・吾妻島燃料埠頭に接岸中のタンカー、エバーグリーン・ステート(2012.12.9 撮影)
12月8日朝、3万トンクラスの大型タンカー、エバーグリーン・ステートが横須賀・吾妻島の埠頭に接岸した。エバーグリーン・ステートは10月末と11月半ばに佐世保に
寄港しているが、横須賀には初めての寄港とみられる。
このクラスの大型タンカーが寄港するのは9月下旬のアスター・レディー以来のことだ。
空母が長期航海から戻り、艦載機もその直前に厚木基地に戻っている。艦載機が厚木で大規模な訓練飛行を始めたのが11月27日からだ。艦載機が大量に消費する燃料は、横須賀吾妻島から
厚木に運ばれる。エバーグリーン・ステートが韓国で燃料を積んで横須賀に輸送して、吾妻島の燃料タンクに備蓄される。そこからタンクローリーに積んで厚木に運ばれる。
艦載機の訓練が激化すると、横須賀基地と厚木基地を往復する燃料タンク車の数が増える。
(RIMPEACE編集部)
3日に寄港した揚陸艦ジャーマンタウンは、7日午後に横須賀を出港した(12.7 撮影)
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