最後の空母随伴艦、横須賀に戻る


横須賀基地に戻った駆逐艦マスティン(左端)。右の2隻は駆逐艦ステゼムと巡洋艦カウペンス
(2012.12.11早朝 非核市民宣言運動ヨコスカ 撮影)

12月10日昼過ぎに、駆逐艦マスティンが横須賀基地マスターピア・イーストに帰港した。
マスティンは他の空母随伴艦より遅く、9月4日に横須賀を出港してバリアント・シールド演習に参加した。その後も空母とともに動いていたとみられるが、空母や随伴艦が戻った11月20日 にも横須賀に帰港せずにいた。
北朝鮮のロケット発射を監視する艦船の護衛などのために、黄海や東シナ海にいた可能性が強い。

横須賀の巡洋艦・駆逐艦は、中東での任務に就いていたステゼムのほかは、4隻が空母とともに動いて11月20日に大部分が横須賀に戻ってきた。その後、ロケット発射に対応するために3隻の 巡洋艦・駆逐艦が横須賀を出て行ったが、マスティンだけは帰港せずにいた。
11日現在、修理明けのテスト航海に出たとみられるラッセンとロケット発射対応艦3隻以外の常駐艦が、マスティンの帰港ですべてそろった。

(RIMPEACE編集部)


帰港直後、マスティンの接岸したマスターピアに並ぶ出迎えの乗組員家族(12.12.10 撮影)


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