MD対応艦1隻、横須賀帰港


横須賀基地に戻った駆逐艦ジョンSマケイン。後方はドック明けの試験航海から戻って錨地で3日目のラッセン


出船で2号バースに入るジョンSマケイン。3号バースにはマッキャンベルがいる

12月14日午後、駆逐艦ジョンSマケインが横須賀基地に戻ってきた。マケインはミサイル・ディフェンス(MD)システム搭載艦で、同種の駆逐艦フィッツジェラルドの出港より4日後の 11月27日に横須賀を出港していた。マケインは北朝鮮のロケット発射が終わってすぐに戻ってきた。フィリピンの東海上に向かうコースの下ではなく、米本土に向かうコースを飛ぶのを 警戒して、本州の東の海上にいた可能性もある。
おそらく黄海から東シナ海に展開しているフィッツジェラルドやシャイローよりも一足先に戻ってきたと思われる。

MD対応艦が戻り始めた横須賀基地では、原子力空母ジョージ・ワシントンの定期修理に向けた準備が進みつつある。工事用のバージYR30が12月7日ころに4号ドックの前から12号バース の奥に移動して、空母とブリッジでつなげられた。

(RIMPEACE編集部)(2012.12.14 撮影)


原子力空母の後方の定位置に移動したバージYRB30。空母の後部とブリッジでつながれている


2012-12-14|HOME|