西海岸母港の駆逐艦、横須賀寄港


4日午前に接岸した駆逐艦シャウプ(DDG 86)。後方の巡洋艦はカウペンスとアンティータム


左はDESRON9のエンブレム(シャウプ)。右はDESRON15のエンブレム(マッキャンベル)

2月4日朝、ワシントン州エヴァレットを母港とする駆逐艦シャウプが横須賀基地のマスターピア・ウェストに接岸した。シャウプは3日昼には横須賀港外錨地に到着、カーティスウィルバーが 4日朝にマスターピア・ウェストから出港したのち、接岸した。

シャウプは1月9日に母港のエヴァレットから任務航海に出た。1月下旬にハワイ付近の海域で訓練を行った後横須賀にやってきた。
シャウプはエヴァレットの第9駆逐戦隊に属している。米海軍の資料によれば、シャウプのほか、駆逐艦モムセン(DDG 92)、プレブル(DDG 88)、ステレット(DDG 104)、フリゲイトのロドニーM デイビス(FFG 60)、フォード(FFG 54)、イングラハム(FFG 61)の計7隻で第9駆逐戦隊を構成している。

DESRON9の艦船は、エヴァレットを母港とする空母(現在はニミッツ)に随伴する場合が多い。今回、ニミッツの任務航海への出港が遅れているために、シャウプが先に極東に展開した のかもしれない。
ニミッツが極東への展開や、さらには中東に向かうときに、シャウプも合流する可能性が強い。

(RIMPEACE編集部)(2013.2.4 撮影)


カーティスウィルバーと交代でマスターピア・ウェストに入った駆逐艦シャウプ


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