事前集積艦、久方ぶりに横須賀寄港


横須賀港外錨地に停泊する事前集積艦ジャック・ラマス


横須賀港外錨地に到着したばかりのジャック・ラマス。横浜ランドマーク・タワーより

事前集積艦ジャック・ラマスが横須賀に寄港した。事前集積艦は佐世保や沖縄(天願、ホワイトビーチ)にはよくやってくるが、横須賀に来るのは2009年5月末から6月初めにかけて停泊した ハリー・マーチン以来だ。3年8か月ぶり、ということになる。

ジャック・ラマスは、西太平洋に展開する第3事前集積艦隊(MPS−3)のメンバーだ。米海上輸送コマンド(MSC)によれば、MPS−3に所属の船は、太平洋沿岸国の港から港へと 移動している。今回の横須賀寄港も、太平洋沿岸を巡回する中でのものだろう。
11日午前中に横須賀港外に投錨した後、比較的小さな段ボール箱がジャック・ラマスに積み込まれていたが、これは乗組員の食料とみられる。大がかりな物資の積み込みなどは行われていない。

事前集積艦は港外錨地で数日過ごすのが通例だ。今回も同様に1週間以下の停泊期間で他の港に向かう可能性が強い。

(RIMPEACE編集部)(2013.2.11 撮影)


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