放射性廃棄物輸送船、5月20日ころ横須賀に

FBOによる貨物船のチャーター契約の事前公告に、細かな応募要項(RFP)が4月1日付で追加された。原子力空母ジョージ・ワシントンの定期修理で出てくる放射性廃棄物を米本国に運搬する 貨物船のチャーターだ。

RFPによれば、積出は横須賀基地の13号バース。運び先はワシントン州、ブレマートンのピュージェット・サウンド海軍造船所・中間修理施設だ。
積荷はクラス7(放射性)とクラス8(腐食性)の有害物が入った20フィートコンテナ4個前後と、通常の貨物が入った6個以内の20フィートコンテナ。
チャーター期間は約20日間で、チャーター開始時期は5月19日、となっている。

13号バースに着岸してチャーター契約が実行されるとみれば、横須賀入港は5月19日となる。(もっとも、例年その数日前から錨地で停泊しているが)
積み込みから出港まで約2日として、5月21日ころ横須賀を出て、6月10日より前にはブレマートンに到着する、というスケジュールだ。

(RIMPEACE編集部)


12号バースで定期修理中のジョージワシントン。搬出時には写真中央の黄色い柵のついた
エレベーターを使って、放射性廃棄物の入ったコンテナが空母の外に出てくる(2013.4.1 撮影)


2013-4-2|HOME|