放射性廃棄物運搬船、一昨年と同じ船


着岸したばかりのGWから廃棄物入りコンテナが積み込まれる貨物船コースタル・ベンチャー(2011.6.8 撮影)

原子力空母の定期修理で出てくる放射性廃棄物を、横須賀からブレマートンのピュージェット・サウンド海軍造船所・中間修理施設に運ぶ業務の落札者が、4月12日付で決まった。 スティーブンス・トーイング社で一昨年の運搬業務の落札社だ。

同社はタグボートはいろいろ所有しているようだが、貨物船は1隻だけで、その船が一昨年に同じ任務で横須賀に来たコースタル・ベンチャーだ。
今回は落札が決まった時に西海岸のサンディエゴに停泊中で、5月19日のレイデイには十分に余裕をもって横須賀にはいれそうだ。

一昨年の2011年は、福島第一原発事故の影響で原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が横須賀を出て修理を続けていて、6月8日にGWが入港して、すぐに13号バースに待機していた コースタル・ベンチャーに、放射性廃棄物の入ったコンテナがGWから移された。
今回は定期修理を12号バースで行っているGWが、コースタル・ベンチャーの13号バースへの入港を待ち受ける形になる。

(RIMPEACE編集部)


2013-4-21|HOME|