13.4.28 ヨコスカ平和船団同乗記

10隻の常駐艦が並ぶ米海軍横須賀基地


原子力空母ジョージ・ワシントンの飛行甲板は雑然としていて、定期修理がまだ進行中とわかる


右から帰港したばかりのフィッツジェラルド、アンティータム、カーティス・ウィルバー、ステゼム

4月28日、「PEACE旗」を掲げ、乗員が緑のシンボルカラーを身に着けたたヨコスカ平和船団のボートが横須賀港で海上デモを行った。

12号バースで定期修理中の原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)の艦橋からは白いシートはなくなったものの、まだ足場も残り工事が継続している。飛行甲板上には作業用のプレハブも置かれ たままで、カタパルトなどの工事も未完成とみられる。

日本時間でこの日の午前1時ころ、コースタル・ベンチャーという貨物船が、米西海岸の基地ブレマートンを出て横須賀に向かった。今回の定期修理で出る放射性廃棄物を米本国に運ぶ船だ。
横須賀港外に到着するのは5月16日ころとなりそうだ。

弾道ミサイル防衛能力を持つイージス艦が5隻、横須賀に配備されているが、28日に横須賀を離れていた船は巡洋艦シャイローだけで、その他の4隻のミサイル防衛システム搭載駆逐艦はすべて 横須賀基地の岸壁に停泊していた。

(RIMPEACE編集部) (13.4.28 撮影)


4月28日12時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:てるづき、3:はたかぜ、4:やまぎり、5:むらさめ、6:あすか、7:いかづち、8:退役艦
赤字の1:マッキャンベル、2:ラッセン、3:ジョンSマケイン、4:マスティン、5:フィッツジェラルド
6:アンティータム、7:カーティス・ウィルバー、8:ステゼム、9:ブルーリッジ、10:ジョージ・ワシントン


「屈辱の日」に主権回復の式典を行う日本政府に抗議する沖縄の人々に連帯し、抗議行動のシンボルカラー緑を身に着けて、平和船団が横須賀港内を走った
(非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


ヨコスカ平和船団乗船希望者は、ようこそ!ヨコスカ平和船団へにアクセスして、申し込んで下さい。毎月最後の日曜日に平和船団の船が軍港を走ります。


2013-4-28|HOME|