放射性廃棄物運搬船、早くも横須賀入港



横須賀基地13号バースに入った貨物船コースタル・ベンチャー(2013.5.17 撮影)

原子力空母の定期修理で出てくる放射性廃棄物を米本国に運ぶ貨物船コースタル・ベンチャーは、5月16日13時ころ横須賀港外錨地に到着した。翌17日9時過ぎに錨地を出たコースタル・ ベンチャーは、13号バースに接岸した。

今回の契約で、横須賀入港のレイ・デイは5月19日だ。それより2日早く入港したことになる。
一方、放射性廃棄物を原子力空母から運搬船に積み込むのは22日、と横須賀市に外務省から連絡が入っている。
放射性廃棄物の輸送だけなら、契約したレイ・デイの19日に入港すれば十分間に合うし、去年までの入港日と搬出日の間隔(2日)より余裕がある。

17日の入港は、放射性廃棄物運搬契約の初日、というのではなく、別の契約、例えば出港地のサンディエゴから横須賀に何か運ぶ契約の最終日だった可能性もある。

(RIMPEACE編集部)


2013-5-17|HOME|