2隻の巡洋艦が交互に出港する横須賀基地


横須賀配備後初めて短期間の航海ののちに帰港した巡洋艦アンティータム(CG54)


一週間足らずの在港で再び出港する巡洋艦シャイロー(CG67)

空母が大規模な修理を終える時期になると、空母のすぐ近くで護衛の任務にあたる巡洋艦や駆逐艦の動きも激しくなる。
長くジョージ・ワシントンの直衛艦として付き添っていたカウペンス(CG63)と交代に横須賀に配備されたアンティータムは、6月10日に配備後初めて横須賀を出港し、14日に戻ってき た。

もう一隻の巡洋艦シャイローは、ミサイル防衛システム導入艦の一隻として、ミサイル発射の動きがあれば、日本近海に展開している。そのほか、直衛艦の任務もこなしているとみられる。
帰港したアンティータムと交代するように、6月14日16時ころシャイローは入船で入っていた9号バースから出てきて出港した。

この日は午前中にオーストラリア海軍フリゲイト・シドニーが出港し、午後には、空母ニミッツと空母戦闘群を構成するとみられる駆逐艦モムセンが出て行った。近海に空母がいたり、GWが動きそうな 時は、駆逐艦やフリゲイトも艦単独の訓練や、何隻もの船が行動する訓練などに出かけることが多く、横須賀基地の出入が激しくなってくる。

(RIMPEACE編集部)(2013.6.14 撮影)


横須賀寄港一週間で出港した駆逐艦モムセン(DDG92)


2013-6-14|HOME|