燃料補給艦、燃料降ろして横須賀出港


(左)7月19日撮影、(右)7月17日撮影のウォルターSディール。19日のほうが船体が浮いている

7月17日午前に横須賀基地吾妻島燃料バースに接岸した燃料補給艦ウォルターSディール(T−AO 193)は、20日午前10時前に燃料バースを離れ、横須賀基地を出港した。

入港日と、出港前日の19日の同艦の喫水を比べると、明らかに19日のほうが船体が浮き上がっていることが分かる。ウォルターSディールは吾妻島の桟橋で燃料を補給したのではなく、 積んできた燃料を吾妻島の燃料タンクに降ろした。

ウォルターSディールは東京湾を出たあと、西に向かっている。吾妻島燃料バースに燃料を運び込むチャータータンカーと同じように、MSCが運用する大型燃料補給艦は、燃料を降ろしたあと 韓国の石油積出港に向かった可能性が強い。マークス・ピアリのような大型タンカーが行う燃料運搬の仕事を、グレーのMSC補給艦が行ったようだ。

(RIMPEACE編集部)


2013-7-20|HOME|