外来駆逐艦ヒギンズ、横須賀出港


9月2日夕刻、横須賀本港を出る駆逐艦ヒギンズ

9月2日16時前に外来駆逐艦ヒギンズ(DDG 76)が、横須賀基地の7号バースに停泊する巡洋艦アンティータムの舷側を離れた。
空母ジョージ・ワシントンが横須賀に戻った8月23日に、ヒギンズも入港していた。10日間の横須賀滞在だった。

ヒギンズは1月半ばに母港のサンディエゴを出港、その後にニミッツ空母戦闘群の一員として中東に展開、7月には中東を離れてタイ・プーケットに寄港したのち、横須賀に来ていた。
任務航海が8か月目に入ったヒギンズは、常識的にはサンディエゴに向かうと思われる。ただ、ヒギンズはミサイル・ディフェンス(MD)システム搭載艦だ。米国がシリアをミサイル攻撃した 場合、イランがイスラエルにミサイルを撃ち込む可能性が残る。
ペルシャ湾に事前に動員されるであろうMD艦の中に指名されて、横須賀を出たということはありうるかもしれない。

(RIMPEACE編集部)(2013.9.2 撮影)


横須賀本港を出て、横須賀航路を浦賀水道に向けてゆっくり航行するヒギンズ


2013-9-3|HOME|