空母GW、試験航海に



午後1時に12号バースを離れたジョージ・ワシントン。港外錨地に向かった


3時前に錨地を離れて浦賀水道に向かうGW。手前は横須賀基地の12号バース周辺

  9月13日午後1時、2隻の新型タグボートに曳かれて、原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が横須賀基地の12号バースを離れた。

ジョージ・ワシントンは8月23日に任務航海から横須賀に戻った。翌日ファミリークルーズを実施したあと12号バースでメンテナンスを受けていた。秋の任務航海に向けて、20日間のメンテ の試験航海に出たとみられる。
台風18号の動き次第だが、数日のうちに横須賀に戻ってくるのではないか。

12号バースを出た空母の飛行甲板上では、飛行甲板上の異物(FOD)のチェックを行うために水兵が一列に並んでいたが、結局錨地で投錨するまでウォークダウンはおこなわれなかった。
何故か2時間近く錨地に停泊したあと、GWはゆっくりと錨地を離れ、浦賀水道に向かった。このときに、艦尾から艦首に向かって多くの水兵がウォークダウンを行った。陸上の航空基地でも、 朝の仕事始めにこのFODウォークダウンを行う。空母で行われたウォークダウンが、艦載機の訓練をすぐに受け入れるためのものか、単なる一日の仕事始めのウォークダウンなのかは今のところ 不明だが。

(RIMPEACE編集部)(2013.9.13 撮影)


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