相模湾潜水艦救難訓練遠望
相模湾に展開する海自艦「ちはや」(左)、うわじま型掃海艇(右)
「ちはや」より南に位置する韓国海軍救難艦チョンヘジン(ASR-21)
一番南にいた「ひゅうが」と、その近くに着水する海自救難飛行艇(2013.9.27 荒崎公園展望台より撮影)
台風が去った9月27日、日米豪韓シンガポール合同潜水艦救難訓練の実地演習が相模湾で行われた。三浦半島西海岸荒崎からの遠望によれば、湘南海岸に近いほうから南に、うわじま型掃海艇、
救難艦「ちはや」、韓国海軍救難艦チョンヘジン、ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」が展開していた。
このほか、海自の潜水艦、韓国の潜水艦が参加しているはずだが、海中で待機していたと思われる。
9月23日には韓国海軍の潜水艦が横須賀・逸見桟橋を出港、同日昼には吉倉桟橋に停泊していた海自の潜水艦1隻と「ちはや」「ひゅうが」も24日朝には姿が無かった。
台風20号の影響が小さくなった27日に、韓国軍の救難艦チョンヘジンが逸見桟橋からいなくなった。オーストラリアの潜水艦は同日10時の時点で出港する動きはなかった。
27日昼に、「ひゅうが」のやや北寄りの水域に救難飛行艇が着水した。相模湾は波が収まっていて、海自の飛行艇が着水できる状況だった。
海幕が発表した合同訓練の参加国のうちシンガポールと米国の船はいないようだ。海自艦船に乗り組んでいるのかもしれない。米軍の原潜ハンプトンが9月24日に横須賀基地13号バースに入港
したが、潜水艦救難訓練とは無関係のようだ。
(RIMPEACE編集部)
海自横須賀基地吉倉桟橋に固まる、潜水艦、「ちはや」「ひゅうが」(2013.9.23 撮影)
2013-9-27|HOME|