揚陸艦アシュランド、横須賀寄港中



横須賀基地7号バースに停泊中の揚陸艦アシュランド(LSD 48)

佐世保に8月に交代配備された揚陸艦アシュランドが10月5日に横須賀基地に入港、滞在中だ。
アシュランドは、配備後の9月に12日間の航海を終えて佐世保に戻っていたが、10月2日に再び佐世保を出港していた。横須賀で第7艦隊司令部から、艦運用能力の検査を受けるとみられる。

佐世保の常駐艦では掃海艇ディフェンダーが8月26日から9月18日まで横須賀基地の13号、1.5号バースで検査を受けていた。
アシュランドの僚艦ジャーマンタウン(LSD 42)は2011年4月に横須賀に交代配備されたが、今回の配備後初めて横須賀に来たのは翌年の12月で、在港は5日間だった。揚陸艦の場合、数週間にわたる 横須賀滞在は2010年夏のデンバー、エセックス以来ない。

10月7日には、駆逐艦ジョンSマケイン(DDG 56)が横須賀に戻ってきた。マケインは空母ジョージ・ワシントン(GW)出港の前日(9月12日)に横須賀を出て、途中20日に一泊だけ戻ってきて すぐに出港していた。出港のタイミングから見てGWと行動を共にしていると思われたが、この8日からのGWも参加する米韓日合同演習にはマケインは加わっていないことになる。

3万トンクラスのタンカー、マースク・ピアリが吾妻島の燃料バースに7日昼に着岸した。韓国のウルサンを4日に出港して横須賀に燃料を運び込んだとみられる。このタンカーは9月後半には 佐世保に入港している。

(RIMPEACE編集部)(2013.10.7 撮影)


7日午後横須賀基地に戻ってきた駆逐艦ジョンSマケイン(左)


7日昼に吾妻島燃料バースに着岸したタンカー、マースク・ピアリ


2013-10-8|HOME|