中型タンカー、横須賀をハブに走り回る
1月21日午後、横須賀港錨地で待機するタンカー、BROハワイ
1月21日午後の吾妻島燃料桟橋。小型タンカー第8妙章丸が燃料を積み込んでいる
1月21日、オイル/ケミカル・タンカーBROハワイがクエゼリン環礁から横須賀のに到着、燃料桟橋に1泊した。ケミカルタンカーは、
化学物質をばら積みで運ぶために設計されたタンカーの一種である(ウィキペディアによる)
昨年12月からのこの船の動きは、韓国の石油基地ウルサンから佐世保に来て、その後グアム経由でクエゼリン環礁に向かっている。
マーシャル群島のクエゼリン環礁には、レーガン・ミサイル防衛試験場がある。この試験場などの米軍基地で必要な燃料をウルサンから運んでいるのだろう
が、グアムの方がはるかに近いのになぜわざわざ韓国や佐世保から運ぶのだろうか?
運んでいるものはJP5など一般的な航空機燃料・艦船の燃料だけなのか?ミサイル防衛のためにぶっ放すミサイルの燃料関係の化学物資を積んでいるのではないか
と、疑いたくなる。
BROハワイは横須賀入港の翌22日に、三沢基地の航空機燃料の搬入口、八戸港に向かって出港した。
(RIMPEACE編集部)
クエゼリン環礁と日本、グアム、ハワイとの距離比較(U.S. Army Kwajalein Atoll Reagan Test Site より)
2014-1-23|HOME|