放射性廃棄物運搬船の横須賀寄港日は4月28日
FBO(Federal Business Oppotunities)による貨物船のチャーター契約の事前公告が3月7日付けで出された。その応募要項(RFP)は、明らかに原子力空母の定期修理で出てくる放射性
廃棄物を運搬する貨物船契約を求めている。
RFPによれば、昨年同様、積出は横須賀基地の13号バース。運び先はワシントン州ブレマートンのピュージェット・サウンド海軍造船所・中間修理施設だ。
積荷はクラス7(放射性)とクラス8(腐食性)の有害物が入った20フィートコンテナ4個と、通常の貨物が入った6個の20フィートコンテナ。
チャーター期間は昨年と同じ約20日間だ。
入港(レイ・デイ)は2014年4月28日。
船に要求されるのは米国船籍のRO/RO、LO/LO,もしくはそのミックス型で、航行速度は最低12ノット。
昨年の搬出では、レイ・デイが5月19日で放射性廃棄物の積み込みが23日だった。一昨年は入港の2日後には積み込み・出港しているから昨年の例はあてにならないが、今年は遅くとも5月
2日までには搬出が行われ、ピュージェット・サウンドには5月18日ころには着くと思われる。
昨年より20日ほど早いスケジュールだ。
(RIMPEACE編集部)
12号バースで定期修理中の原子力空母ジョージ・ワシントン(2014.3.7 撮影)
2014-3-8|HOME|