原潜コロンバス、横須賀出港
浦賀水道に向けて航行するコロンバス。前方はるかに富津の火力発電所
13号バースから引き出され、横須賀本項中央で回頭するコロンバス
5月8日に横須賀基地に帰港した原潜コロンバス(SSN 762)は、16日14時ころ、停泊中の13号バースから出港した。横須賀入港期間は9日に及んだ。
原潜で入港期間が9日以上になったのは、昨年末から28日という別格のレコードを出したシティー・オブ・コーパス・クリスティをのぞくと一昨年3月のコネチカット(11日)まで
さかのぼる。9日間という寄港日数はめったにない長さだ。
攻撃型原潜がこの時期横須賀に寄港するのは、定期修理明けで海に出る空母の護衛の準備だろう。その空母(ジョージ・ワシントン)の出港が予定より遅れている可能性がある。
空母戦闘群が海に出る前に艦載機が空母着艦資格を取るために行われる陸上離発艦訓練(FCLP)期間が、2回も先延ばしされた。空母の都合で遅くなったのかどうかは不明だ。しかし当初の
FCLP訓練期間にリンクしている空母のテスト航海出港が遅れて、随伴する原潜の海に潜る日も先延べされたのではないか?
(RIMPEACE編集部)(2014.5.16 撮影)
飛行甲板上の障害物がほとんど消え、いつでも出港可能に見えるジョージ・ワシントン
2014-5-16|HOME|