GW、本格出港後相模湾に滞在
出港後相模湾で訓練を行う空母ジョージ・ワシントン(青い丸印)(140524.15:56 非核市民宣言運動ヨコスカ 撮影)
撮影時の空母の推定位置(赤○)(相模湾潜水艦行動区域図を使用)
12時前に横須賀基地12号バースを離れた空母ジョージ・ワシントン(GW)は、24日夕方まで相模湾で航行訓練をしていた。
目撃者によると、14時半ごろからずっといるとのことだ。13時半ころ金谷沖を通過した空母は、そのまま相模湾内に直行したことになる。
撮影者が約1時間半見ていた間に、舳先の向きが、最初は右むき(湾央むき)から左向き(湾口向き)、そしてまた右向きと変化していた。
空母が本格出港をした数時間後には、通常は厚木から艦載機が大島沖に飛び、そこにいる空母に着艦する。しかし相模湾内では着艦は出来ず、24日は厚木の艦載機は空母に載らなかったとみられる。
試験航海から戻った翌日に出港するという異例の動きをした空母は、ただちに艦載機を回収して緊張する海域に向かうのではなく、いつでも向かえる態勢をとるために海に出たのではないだろうか?
(RIMPEACE編集部)
浦賀水道を南下するGW。手前は汐入駅前のメルキュール・ホテルと市役所(12:45 撮影)
久里浜金谷航路を横切るGW。手前は東電横須賀火力発電所の煙突(13:26 撮影)
2014-5-24|HOME|