横須賀本港にも大型タンカー台風避難



MSCがチャーターしている大型タンカー、マースク・ピアリ。隣のバースに停泊する駆逐艦よりだいぶ長い

7月9日朝、3万トンクラスの大型タンカーマースク・ピアリが横須賀港に接近してきたが、燃料を降ろすためにいつも停泊する吾妻島の燃料桟橋には向かわず、米海軍横須賀基地の7号バースに 向かった。
4日前に韓国オンサンの港を出ていて、燃料を積んで横須賀に来たのは間違いない。これも台風8号の予想進路に近い東京湾では、洋上待機が困難だとみて、珍しくも米軍のバースに避難したのだ ろう。

横浜ノースドックには中型タンカーが寄港中だ。台風が来なければ、まず大型タンカーが吾妻島の桟橋に接岸し、燃料を降ろしてから離岸。そのあと中型タンカーが接岸して燃料を積んで八戸や クエゼリンに運ぶ手順だ。
今回は2隻のタンカーが横須賀本港と横浜ノースドックに分散停泊して嵐が過ぎるのを待っている。

(RIMPEACE編集部)(2014.7.9 撮影)


吾妻島の燃料桟橋。着桟しているタンカーはいない。


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