ジョージ・ワシントン、横須賀出港


横須賀航路に向かって東に進路をとった空母ジョージ・ワシントン


9時過ぎに12号バースを離れるジョージ・ワシントン


投錨中の指揮艦ブルーリッジ(右)と貨物弾薬補給艦マシュー・ペリーの間を抜けて浦賀水道入口に向かう空母(2014.9.2 撮影)

9月2日9時ちょうどに、原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が横須賀基地の12号バースを離れた。飛行甲板に整列する兵士もいない、静かな出港だった。

防波堤の外の錨地にいる補給艦マシュー・ペリーと指揮艦ブルーリッジの間を通って浦賀水道に入り、艦載機離艦時のジェット噴射を避ける遮蔽版を上げながら観音崎をまわって東京湾口に 向かった。

空母が出港する1時間半前に、空母の近くで護衛する任務の巡洋艦アンティータムが7号バースから出港した。駆逐艦ステゼムなどと合流してGW空母戦闘群を形成し、西太平洋からインド洋 におよぶ第7艦隊の責任エリアでの任務航海に入っていくとみられる。

(RIMPEACE編集部)


2日7時半過ぎに出港した巡洋艦アンティータム。空母の直衛艦として行動を共にする。左は停泊中のフリゲート
(非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


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