横須賀米艦は動かず、台風19号直前


台風襲来直前でもバースを離れない米駆逐艦・巡洋艦。手前は海自桟橋

10月13日の横須賀基地。14日未明に関東地方への接近が予想されているのに、横須賀基地の米艦船はまだバースに停泊したままだった。水上レーダーも回っていない。
9日前の台風18号の接近時には、動ける巡洋艦・駆逐艦4隻が出港・避難した横須賀常駐の戦闘艦たち。今回は台風避難の気配がない。コースが北寄りの予測、陸上を長時間通って関東に接近する ため勢力が衰える、と米海軍の気象隊が判断したのだろうか。
9日前と在港艦船がまったく同じなのに、正反対の動きになった。

横須賀の海自護衛艦たちはほとんど姿を消した。吉倉桟橋の試験艦「あすか」はレーダーを回して出港準備中のようだ。逸見桟橋の「はたかぜ」だけが、動く気配がない。
潜水艦は、潜っていなくても丸っこい形状のために風に強いのか、4隻が横須賀港に残っていた。ただし2隻、3隻が接舷するのではなく各艦がばらばらにバースにくくりつけられていた。 潜水艦流の対策なのだろう。

(RIMPEACE編集部)(2014.10.13昼 撮影)



ばらばらに埠頭に分かれて停泊する海自潜水艦計4隻


2014-10-13|HOME|