原潜オリンピア、寄港翌日に横須賀出港


タグに曳かれて13号バースを出る原潜オリンピア(SSN 717)


横須賀本港中央部に曳きだされた原潜。近くに放射能モニターシップ。手前に軍港めぐりの船も

11月3日午後、原潜オリンピアが横須賀基地13号バースから出港した。オリンピアは前の日に入港したばかりだ。

沖合停泊などで短時間で太平洋に戻っていく原潜はいないこともないが、1日停泊してすぐに出ていくのは珍しい。
この10年間で、2005年7月21-22日のシティ・オブ・コーパス・クリスティと、2012年10月29-30日のオリンピアの2回だけだ。3回目もまたオリンピアだが、2013年11月に艦長が交代しているから 艦長の好みもしくはクセというのでもなさそうだ。

佐世保に最近一週間超寄港したばかりで、また短期間の寄港を行ったのは何故だろうか? 第7艦隊司令部と艦長の打ち合わせがあったのか、何か通信では送れないような大きなサイズの情報の 受け渡しだったのだろうか?

14時にバースを離れたオリンピアは、30分後に本港を出て横須賀航路を東にたどっていった。

(RIMPEACE編集部)(2014.11.3 撮影)


原子炉の出力を上げ、スクリューを回転させて動き始めた原潜。検体採取のためか、モニターシップは渦の中にしばらくとどまっていた


横須賀本港を出て浦賀水道入口に向かうオリンピア


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