駆逐艦ハルゼー、日米合同演習後横須賀寄港



横須賀港防波堤の外の錨地でミサイルを積み替え、横須賀基地入港に備える駆逐艦ハルゼー(DDG 97)

日米合同演習キーンソード2015が終わって、演習参加の米軍艦船が、横須賀に戻り始めた。

11月20日に横須賀港錨地に着いたのは駆逐艦ハルゼー。8月下旬に佐世保に寄港したあと、バリアント・シールド演習に参加、その後11月8日から19日に沖縄東方から本州南方にかけて の海域で行われた日米合同演習キーンソード2015に、空母ジョージワシントン(GW)などとともに参加していた。

パールハーバーを母港とするハルゼーは、8月以降、横須賀常駐の駆逐艦と同じような行動を、第7艦隊の責任エリアで行っている。佐世保には2度ほど寄港しているが、横須賀寄港は初めてと なる。

同じ演習に参加していた横須賀常駐駆逐艦ステゼムが、21日に横須賀基地マスターピアに戻ってきた。ステゼムは8月に沖縄・ホワイトビーチに行っていたが、横須賀に戻りGWが今回の任務 航海に出たあと、横須賀を出港して空母の後を追っている。空母と行動をほぼともにして、グアム、フィリピン、再度グアムに寄港したあとキーンソード2015に参加した。
この合同演習に加わった横須賀常駐艦の中では、最も早く帰港している。

(RIMPEACE編集部)(2014.11.21 撮影)


21日にキーンソード演習から戻ってきた常駐駆逐艦ステゼム(DDG 63)


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