原潜オリンピア、再度横須賀寄港


横須賀基地13号バースに寄港中の原潜オリンピア(SSN 717)


オリンピアの艦橋のトップに兵士が集まって、「ツノ」が出てくる穴をのぞきこんでいた

11月20日午前、原潜オリンピアが横須賀基地に寄港した。オリンピアは11月初めにも横須賀に短期間の寄港をしている。

11月8日から19日まで沖縄近海などで日米合同演習キーンソード2015が行われた。横須賀常駐の空母、巡洋艦、駆逐艦が中心となって海自と行った演習だ。
演習期間は、オリンピアが横須賀を出て、また戻ってくるまでの期間に重なっている。オリンピアもこの演習に一枚かんでいた可能性が強い。

13号バースに寄港した翌日昼に、オリンピアの艦橋の上に珍しいほど多くの兵士が載って、上から艦橋頂部をのぞきこんでいた。潜望鏡などが出てくる穴に両手を入れている兵士もいる。
アンテナや排気筒のうちのどれかが出てこなくなって、寄ってたかって点検している様子だった。

原潜寄港の翌日、フリゲイト艦ロドニー・M・デイビスも寄港した。入船で7号バースに入り、後部甲板から航海中にたまったゴミなどを運び出す準備をしていた。

8月末から9月11日まで横須賀に寄港していたロドニー・M・デイビスは、出港後、ホワイトビーチ経由でシンガポール、モルディブ、インドネシアを回り、11月に入ってからはCARAT のブルネイ・フェーズに加わっている。
空母GWを中心とするバリアントシールド演習からキーンソード演習にいたる大きな演習の流れとは少し離れたところで、第7艦隊の責任海域をまわって横須賀に戻ってきたようだ。

(RIMPEACE編集部)(2014.11.21 撮影)


21日に横須賀基地7号バースに寄港したフリゲイト艦ロドニー・M・デイビス


2014-11-22|HOME|