原潜オリンピア、横須賀出港、滞在5日


13号バースからタグボートで曳きだされる原潜オリンピア(SSN 717)


横須賀本港の真ん中で回頭するオリンピア。艦橋から「ツノ」が出ていない

11月24日14時過ぎ、原潜オリンピアが横須賀基地13号バースを離れた。20日に入港していたから在港日数は5日となる。

オリンピアは、前回寄港の時もそうだが、バースを離れるときに艦橋から排気筒、潜望鏡、アンテナなどを出していない。今年出港した原潜ツーソン、コロンバスなどはタグボートで曳かれると きから「ツノ」を出している。タグに任せてあるので、自艦のセンサーを使わなくてもいい、というのがこの原潜の艦長のやりかたなのだろうか?
そのせいかどうかわからないが、艦橋に上っている兵士たちも手持無沙汰のようで、中には腰かけて足をぶらつかせているのもいた。オリンピアは自力で動き出して少し行ってから「ツノ」を出し た。

オリンピアは横須賀本港を出て、錨地にいた巡洋艦アンティータムの横を通り、帰港してきた駆逐艦マスティンとすれ違い、浦賀水道に入っていった。

(RIMPEACE編集部)(2014.11.24 撮影)


スクリューを回し始めたオリンピア。回し始めにこのような渦が発生する


錨地で弾薬を降ろしていた巡洋艦アンティータムの横を通り、浦賀水道に向かうオリンピア


2014-11-24|HOME|